-
デーヴィッド・マークス - AMETORA 日本がアメリカンスタイルを救った物語
¥2,420
日本のファッションや文化について、国内外のメディアで執筆してきたジャーナリストのデーヴィッド・マークスが、日本のメンズファッションがどのようにしてアメリカンスタイルを受け入れ、発展させてきたのかを紐解く一冊。 アイビールックに始まり、やがては裏原系まで。雑誌やブランドを通じて独自のセンスで進化を遂げ、やがてアメリカにも影響を与えるまでになった60年代〜00年代の日本のファッションの流れを、関係者への取材、たくさんの資料をもとにわかりやすく解説しています。 一見すると個別に存在していたように見えるスタイル・流行の数々が、実はひとつの流れとしてつながっていたことに気づかせてくれる内容です。 408ページ DU BOOKS 2017
-
青山ゆみこ - ほんのちょっと当事者
¥1,760
母の死と父の介護に向き合う中で、自らが社会問題の「当事者」であることに初めて気づいた著者が、その実感を出発点に、自信が経験した非正規雇用や借金、病、差別といった、誰の暮らしの中にも潜む生きづらさを綴った社会派エッセイです。 理想を語るのではなく、戸惑いや怒り、葛藤も赤裸々に綴っていて、自分自身も知らず知らずのうちに誰かの被害者であり、加害者でもあったのだと気づかされます。 自分には関係ないと思っていたことが、突然目の前に現れる。自分が何かの「当事者」になる可能性を意識することで、社会の一員として忘れてはならない「他者への想像力」が広がっていくのだと教えてくれます。 248ページ ミシマ社 2019
-
若竹千佐子 - おらおらでひとりいぐも
¥693
55歳から本格的に小説を学び始め、63歳で文藝賞を受賞。 その後、芥川賞も受賞した若竹千佐子さんのデビュー作です。 主人公は70代の女性・桃子。東北を離れて上京し、家庭を持ち、子育てに励んできた日々の果てに、ある日突然、最愛の夫を失います。 思いがけず始まったひとり暮らしのなかで、少しずつ自分の人生をふり返りながら、懐かしい言葉や記憶とともに、子どもとの関係、老い、孤独、そして死に真っ直ぐ向き合っていきます。ひとりで生きていくことの悲しみや寂しさだけでなく、そこにある自由や前向きな思いも語っています。 決して綺麗事ではない、ごく普通の女性の正直な気持ち。 さまざまな感情をいっぺんに抱えながら、その先にあるものを見つめた一冊です。 192ページ 河出書房新社 2020
-
武田砂鉄 - 今日拾った言葉たち
¥1,870
ライター、編集者、ラジオパーソナリティーとして活躍してきた武田砂鉄さんが、新聞やテレビ、書籍、SNSなどのメディアから、気になった言葉を拾い上げ、その奥にある価値観や構造を掘り起こしていく社会批評集。 『暮しの手帖』での連載の2016年〜2022年上半期分に、大幅な加筆と書き下ろしを加えてまとめられた一冊です。 言葉を信じ、言葉で伝えてきた彼だからこそ、その使われ方や語られ方に丁寧に向き合い、感じたこと・考えたことをわかりやすい言葉で届けてくれています。 一つひとつのテーマは短く区切られているので、どこからでも気軽に読み始められる構成ですが、そのどれもが読み終えたあとにじっくりと考えさせられる内容です。 240ページ 暮らしの手帖社 2022
-
大平一枝 - そこに定食屋があるかぎり
¥1,760
『東京の台所』で知られる大平一枝さんによる定食屋ルポルタージュ。街の人に愛される26店が掲載されています。開発により立ち退きを命じられた店の奮闘や、あるテレビをきっかけに立て直した店など数々のドラマが記されています。 どの店主からも料理に対しての誠実さが伝わってきて、この人が作る料理を一度食べてみたい!という気持ちになります。そして、味わい深い写真は空腹を刺激するのでお腹をいっぱいにしてから読むのをお勧めします◎ 2024 扶桑社
-
イヴ・ラヴェ - 迂回
¥3,080
フランスでカルト的な人気を誇る作家イヴ・ラヴェが、シンプルな構成と表現で、登場人物の心理や緊張感を巧みに描き出したノワール小説。 主人公は、気持ちが離れつつある妻との関係を修復しようと、シチリア島を訪れます。しかし旅は思うように進まず、気まずい空気のまま車を走らせていると、突然「何か」にぶつかってしまいます。 2人はその正体を確かめようとはしません。都合の悪いことから目をそらし、見なかったことにして、ただ前へ進もうとする。そうして重ねた選択が、やがて取り返しのつかない事態を招いていきます。 夫婦のすれ違いや生命倫理だけでなく、ジェンダー格差や人種差別、移民、失業問題といった社会問題にも切り込んでいます。 読み進めるほどに、現代社会のひずみと人間の弱さが浮き彫りになる、スリル満点の一冊です。 160ページ 早川書房 2025
-
GLD - GOLDEN TIMES
¥3,600
SOLD OUT
グラフィティライターのGLDが、2002年〜2012年頃の東京のグラフィティシーンを記録・編集した一冊。 2000年代のグラフィティマガジンを思わせるような、ピースでびっしりと埋め尽くされた誌面は圧巻。ページごとの年と場所をまとめたインデックス付きで、当時のシーンを時系列でたどることができます。 当時のシーンを知る人にとっては懐かしく、知らない世代にとっても貴重な資料として楽しめる内容です。 B5 size 114 Pages
-
Crafted With Pride: Made in USA Directory
¥4,950
MADE in USAのアイテムを紹介するプロジェクトCRAFTED WITH PRIDEの買い物ガイド。 自分の身の回りで生産されている物を大切にする姿勢を持つことは、とても楽しいものだと教えてくれる一冊です。 低賃金で働く誰かの犠牲や、遠くから届く大量生産品に頼る暮らしを見直し、「ローカルに責任を持って関わる」にはどうすればいいかを、プロダクトを通して見せてくれています。 作り手にきちんと賃金が支払われ、地域やその産業への責任を持って生まれたものばかりだからこそ、この中から欲しいものを探す安心感とワクワクがあります。 367 ページ Tags & Threads Press 2024
-
バーバラ・ブッチャー - 死体と話す
¥2,640
NYで死体調査官として5000人以上の死と向き合ってきたバーバラ・ブッチャーの壮絶な経験と葛藤を綴ったノンフィクション。 殺人や自死、貧困の果てに迎える最期など、NYという街の影に潜む数々の悲劇。死とその背後にある人生を追い続ける中で、9.11という未曾有の惨事が彼女の使命に新たな問いを投げかけます。 それでもなお、死の真実を追い続ける彼女の覚悟と強さが詰まった一冊です。 320 pages 河出書房新社 2024
-
Lil’ Yukichi & ABOCADO Present - SOUTHERN HIP HOP DISC GUIDE
¥3,080
米南部=“サウス”のヒップホップ作品 300作超を紹介した初のディスクガイド 2009年にニューヨーク・タイムズ紙が「ヒップホップの中心地」に認定したアトランタ (ジョージア州) を筆頭に、メンフィス (テネシー州) 、ヒューストン (テキサス州) 、ニューオーリンズ (ルイジアナ州) 、マイアミ (フロリダ州) ほか、発展著しい南部の重要作品が一挙大集結。 2025年「ロックの殿堂」入りを果たしたアトランタ出身のアウトキャストら大御所から、今を時めくヒューストン出身の人気ラッパー、トラヴィス・スコットまで新旧の名盤を厳選。 監修は、2000年代からダーティサウスの影響を色濃く受けたアーティストとして活動し、サウンド&レコーディング・マガジン誌のトラップ特集号では表紙も飾ったビートメイカーのLil'Yukichiと、媒体各所で日々健筆をふるうサウス・フリークの音楽ブロガー/ライター、アボかどの強力布陣。 執筆陣:Atamic Dogg、天野龍太郎、アンダーソン夏代、池尻安希、奧田翔、小林雅明、ずけ以、つやちゃん、出嶌孝次、フガクラ、二木信、りつこ、Lil’ Ricky (Da Mask Baby) 《目次》 Intro――21世紀の音楽を刷新する第3勢力 Southern Hip Hop Map Chapter. 1 Put Yo Hood Up 2000-2005 column 教えて! Lil'Yukichi――はじめてのサウス・ヒップホップ (訊き手・文 アボかど) column Pen & Pixelの魔力――ギャングスタラップの顔を飾った奇想デザイナー (文 Lil Ricky aka Da Mask Baby) column Memphis Runs It――メンフィスラップが世界をまわす (文 アボかど) Chapter 2 Trap or Die 2006-2012 column ATLの歩き方――ヒップホップ・リスナーのためのアトランタ名所案内 (文・写真 池尻安希) column Word of South――南部用語の基礎知識 2025 (文 小林雅明) Chapter 3 Still in the Paint 2013-2025 column Shut the F**k Up! Brrr! It’s Lit!――アドリブ進化論 (文 アボかど) column Like Weezy――リル・ウェインが好きすぎて (文 アボかど) column Chicken Talk――BBQチキンウイングを作ってみよう (レシピ・写真 アンダーソン夏代) Chapter 4 Trill O.G. 1990s column Southside on the Track――クランクからプラグまで、南部の音を作ったプロデューサー (文 アボかど) Outro――ここにしかないもの 2025 DU BOOKS 168 Pages
-
チャン・リュジン - 仕事の喜びと哀しみ
¥1,980
韓国の若者たちのリアルな日常を切り取った、チャン・リュジンによる短編集。 収録されている8編は、全て著者がIT企業で働きながら書き上げたものです。 就職の厳しさや職場での男女格差といった韓国の社会的なテーマも背景にありますが、それをただ主張する物語ではなく、その中で生きる若者たちの心の揺れをユーモラスに描き出しています。 表題作では、理不尽な職場に耐えながらも、辞めずに働き続ける女性の姿を通して、働くことの息苦しさや小さな達成感、言葉にしづらい感情の機微まで丁寧に描いています。 今を生きる多くの人の現実に寄り添ってくれる一冊です。 270ページ CUON 2020
-
橋本倫史 - 2024年の本部町営市場
¥1,980
ロードサイド文化に光をあてた『ドライブイン探訪』などで知られる橋本倫史さんが、沖縄・本部町の町営市場に通い続け、そこで働く人たちの声を丁寧に記録した一冊。 個性豊かな小さなお店が集まり、地域の台所として長く愛されてきた本部町営市場。その解体が決まり、地元でずっと商売を続けてきたお年寄りから、最近移住してきた若い店主まで、市場でお店を営む23人の店主に、市場への思いやそれぞれの背景を聞いています。 ジェンダーや経済格差、チェーン系スーパーの進出、漁獲量の減少といった気候変動の影響、さらに補償なき立ち退きなど、一人一人の証言が様々な問題を映し出していて、市場の歴史をたどることは、社会が抱えてきたさまざまな課題を見つめ直すことなのだと気付かされます。 老朽化による再開発や取り壊しが全国各地で進むいま、そこにある生活や文化、歴史をどのように尊重していくべきかを考えさせられる一冊です。 360ページ トゥーヴァージンズ 2025
-
魚柄仁之助 - 台所に敗戦はなかった
¥924
食文化研究家の魚柄仁之助さんが、戦中・戦後の食糧難の中でも、知恵と工夫で食卓を豊かに彩ろうとした日本の主婦たちの姿を、料理本約700冊と婦人雑誌2000冊以上のレシピから読み解いた一冊。 当時と同じ道具で、実際に作って味わいながら辿る実践的な食文化史です。 うどんでプリン、海苔巻きバナナ、肉なしのそばすき焼きなど、奇想天外なレシピを生む豊かな発想力は、現代の私たちにも新たな発見を与えてくれます。特に、洋食の和食へのアレンジや、当時生まれた〇〇もどきの料理は、今の日本の家庭料理にも繋がっていることが分かります。 どんなに苦しくても、楽しい食卓を守ろうとする女性たちの知恵と力強さに感動するとともに、それを必要とするような時代が再び訪れぬようにと、あらためて思わされる一冊です。 256ページ 筑摩書房 2024
-
relax vol.43 2000年9月号(古本)
¥3,900
SOLD OUT
特集は「KAWS」と「レゲエ」。 「KAWS」特集では、彼の幼少期から初期の活動に迫るインタビューや、NYでの“Smart Bombing”の様子を捉えた貴重な写真を掲載。 「レゲエ」特集では、全国サウンドシステムマップや、アーティストやDJたちに自身の“レゲエ遍歴”を語ってもらうインタビューを収録。 他にも、藤原ヒロシのミュージシャンとしての顔に迫るインタビューなども収録されています。 状態: 経年並み。折れ、日焼けがあります。 発行元:マガジンハウス 発行年:2000年9月1日
-
岩岡洋志 - ラー博30年 新横浜ラーメン博物館 あの伝説のラーメン店53
¥1,760
誰もがラー博、新横浜ラーメン博物館が30年続くとは考えていなかったと思います。なのに、来館者総数は30年で、3000万人! ●全国の有名なラーメン店が一堂に会し、そのラーメンを食べることができる。 ●各地域に根づいたラーメンの食文化を知ることができる。 ●たかがラーメン、されどラーメン……。 それが、ラー博です。本書は、食のニュースサイト『おとなの週末Web』で1年余り連載してきた、日本と世界のラーメン史がわかるラーメン銘店の味と人の物語です。 2025 講談社ビーシー 176 Pages 【著者プロフィール】 岩岡洋志 岩岡洋志(いわおか ようじ) 新横浜ラーメン博物館・館長。 1959年、横浜市港北区に生まれる。1982年、青山学院大学卒業後、紙専門商社を経て家業の不動産会社「興新ビル」に入社。1993年「株式会社新横浜ラーメン博物館」を設立し、代表取締役就任。1994年3月6日に、世界初のラーメン・アミューズメントパーク「新横浜ラーメン博物館」をオープン。全国のご当地ラーメンや、行列有名店の一杯を味わえるだけでなく、食文化としてのラーメンを〝見て、知って、体験できるミュージアム″として発展させる。2024年までの開業30年間で50店超の有名ラーメン店を招致し、来館者総数は3,000万人。これまでに食べたラーメンは1万杯を超える。
-
山内マリコ - 一心同体だった
¥990
本当はもっと仲良くできるはずだった“わたしたち”を抱きしめたい。――山内マリコ 10歳から40歳。 女性たちの友情がバトンをつなぐ、シスターフッド文学の最高傑作! 体育で誰とペアになるか悩んだ小学校時代。 親友への憧れと嫉妬で傷つけ合った中学時代。 うちらが最強で最高だった高校時代。 女であるが故に、なし崩しに夢を諦めた大学時代。 仕事に結婚にコロナに子育てに翻弄される社会人以降の日々…… 1990年から2020年。10歳から40歳。 平成30年史を背景に、それぞれの年代を生きる女性たちの友情をバトンのようにつなぐ、かけがえのない“私たち”の物語。 400 Pages 集英社 2025
-
山内マリコ - 結婚とわたし
¥924
結婚するなら腹を割って話せる?親友?みたいな人がいい。結婚の幻想をブチ破る日記エッセイ、後日談150頁増補の完全版。めざせ、家庭内男女平等! 352 Pages ちくま書房 2024
-
植本一子 - ここは安心安全な場所
¥1,650
家族や日常、そして心の揺れ動きを赤裸々に綴ってきた写真家・エッセイスト、植本一子さんが、あるワークショップをきっかけに通い始めた、岩手・遠野の山あいにある、馬と暮らせる施設での日々を記録した一冊。 「自分のために生きる」とはどういうことなのか。子どもたちが少しずつ手を離れ、自分自身と向き合う時間が増えていく中で浮かび上がってきたこの問いの答えを探すように、彼女は繰り返し遠野を訪れ、馬との静かな暮らしのなかで、変化していく内面と丁寧に向き合っています。 そんな時間が、8篇のエッセイと1篇の詩、そして馬たちの姿をとらえた写真で記録されています。変わっていく自分自身を受け止めながら、前を向こうとする植本さん。彼女らしい率直な言葉の一つひとつが、読者の心に寄り添ってくれます。 B6変形 168ページ 2025
-
花井祐介 Yusuke Hanai - BOARD SHORTS
¥5,500
Yusuke Hanai - BOARD SHORTS アメリカのレトロなイラストレーションや、サーフィンをはじめとしたカウンターカルチャーから影響を受け、シニカルながらもどこか憎めないキャラクターを描くYusuke Hanai。 アーティストとしての活動が年々多岐に渡っている花井さんですが、今作はサーフカルチャー誌 "The Surfer’s Journal Japan" で10年間にわたり連載してきた1コマ漫画をまとめた一冊。彼が出会ってきた、時にクールで、時に滑稽なサーファーたちの姿がユーモアたっぷりに描かれています。 サーフィンに馴染みのない方でも、作品集として楽しめるのはもちろん、サーファーならではのアティチュードを感じ取れる一冊であり、花井さんのファンは勿論、花井さんのことを最近知ったという方にもオススメの一冊です。 Published by サーフメディアラボ 2024
-
岸政彦 - 調査する人生
¥2,530
岸さんといえば生活史ですが、今作『調査する人生』は岸さんと同じく、さまざまな人々に話を聞き、それぞれのスタンスで”調査”を続ける社会学者、フィールドワーカーたちである、打越正行,齋藤直子,丸山里美,石岡丈昇,上間陽子,朴沙羅と”調査する人生”について語り合う対話集。 308 Pages 岩波書房 2024
-
奥野武範 - 常設展へ行こう!
¥2,750
「ほぼ日」の編集者・奥野武範さんが、全国12の美術館それぞれの「常設展」「所蔵作品」に焦点を当てています。 作品の背景や展示の意図、それぞれの美術館が持つ哲学を、学芸員やキュレーターからインタビュー形式で聞き出していて、初心者にもわかりやすいです。 美術館ごとに哲学や収集方針があり、その土地の歴史や文化も色濃く反映された空間であるということが実感できます。展示内容だけでなく、美術館という場所そのもののあり方についても考えさせられる、美術館との向き合い方が変わる一冊です。 目次 はじめに 奥野武範 ◎学芸員さんへのインタビュー 1. 東京国立博物館 2. 東京都現代美術館 3. 横浜美術館 4. アーティゾン美術館 5. 東京国立近代美術館 6. 群馬県立館林美術館 7. 大原美術館 8. DIC川村記念美術館 9. 青森県立美術館 10. 富山県美術館 11. ポーラ美術館 12. 国立西洋美術館 ◎コラム 謎めく東博の等伯。─松嶋雅人先生に聞く、国宝《松林図屏風》のこと 鳥獣戯画の不思議。─土屋貴裕先生に聞く、国宝《鳥獣戯画》のこと ◎エッセイ 和田彩花のパリ常設展探訪記 352ページ 左右社 2023
-
菊池謙太郎 - LIFE HISTORY MIXTAPE 02
¥1,575
菊池謙太郎 - LIFE HISTORY MIXTAPE 02 今を生きるラッパーたちの、子供の頃の話を集めた生活史集 "LIFE HISTORY MIXTAPE" の02。 ABEMAの番組「ラップスタア誕生」にディレクターとして関わっていた著者・菊池さんが、番組では伝えきれなかった言葉やエピソードを残したいという思いから生まれた一冊です。 『東京の生活史』(岸政彦編)に参加した経験をヒントに、独自の聞き取りを重ね、ラッパーたちの言葉と人生をすくい上げています。 読んでみると、かなりハードな境遇を生き抜いてきた人や、自分だけの道を進んできた人など、本当にさまざまですが、どの人生にも揺るぎない個性と面白さがあります。 話しぶりの中にも、その経験をリリックにできてしまう感性と熱量が伝わってきて、「だから彼らはラッパーなんだな」と感じさせられます。 性格も境遇もまったく異なる彼らが、それぞれのタイミングでヒップホップに出会い、自分の居場所を見つけていく過程が印象的です。 今を生きる若者たちのリアルな声と、それぞれのサバイブのかたちが詰まった、ひとつの社会記録としても読める一冊だと思います。 【語り手】 Ken Francis homarelanka 喉電波 KVGGLV NARIMIMI ONISAWA Tokyo Gal NowLedge Myghty Tommy 7 https://www.instagram.com/lifehistorymixtape?igsh=MTVjNWQ3ZWpidnpmMw== 225ページ Published by まわる書房 2025
-
菊池謙太郎 - LIFE HISTORY MIXTAPE 01
¥1,650
SOLD OUT
ABEMAのオーディション番組『ラップスタア』に関わる映像ディレクター・菊池謙太郎が、番組で出会ったラッパーたちの幼少期の暮らしを聞いた生活史集。日々の生活をリリックに落とし込む彼らの過去に潜むストーリーを掘り起こしています。 生活史として、また彼らの楽曲に対する理解を深める一冊としても楽しめる内容です。 【語り手】 EASTA Flashy Naked TOFU Natural P ratiff(Neibiss) Joseph Blackwell Ganafii Tepa Roucci SOMAOTA valknee https://www.instagram.com/lifehistorymixtape?igsh=MTVjNWQ3ZWpidnpmMw== 191 pages Published by まわる書房 2024
-
クレイグ・モド - KISSA BY KISSA 路上と喫茶 ー 僕が日本を歩いて旅する理由
¥2,500
SOLD OUT
これまでに『The New York Times』『The New Yorker』などに寄稿してきた、アメリカ・コネチカット州出身で日本在住の作家・写真家、Craig Modが、2020年に自費出版した本の日本語版です。 美しい写真とテキスト、そしてたっぷりのコーヒーとピザトーストとともに、失われゆく日本の風景を文化考現学的な視点でとらえた、全く新しいロード・エッセイ。 彼が歩いたのは、東京と京都を結ぶ全長およそ1,000kmの旧中山道。彼にとっての喫茶店とは、土地やそこに暮らす人々を理解し、つながるための窓であり、その土地の歴史や空気、人間模様が、美しい言葉で綴られています。 ひとつひとつの場所を、自分の足で確かめ、感じ、考える。その積み重ねが、読む人にも、どこかの街の空気や、人と場所の関係性に目を向けさせてくれます。 盛岡の書店、BOOKNERDから出版されています。 https://www.instagram.com/craigmod?igsh=MTc2dWtjYjVwcjF0 B6版 160ページ BOOKNERD 2024