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KEEP - WHAT A TIME
¥2,880
台湾を拠点に活動するグラフィティライターKEEPのタイ(?)でのペイントの様子をまとめたZINE。繁華街の喧騒の中で仲間とセッションを楽しみながら、無心でペイントに没頭する彼の情熱が伝わってきます。グラフィティライターたちが運営する台湾の出版社"QQ PRESS"よりリリース。 @qq.press 48 pages / A5 size Published by QQ PRESS
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J.COLUMBUS - 3DAYS プリントスターと部屋
¥1,000
SOLD OUT
ラッパーのJ.COLUMBUSが器物損壊罪で逮捕され、勾留された最初の72時間を記録したZINE。理不尽な逮捕と勾留に直面する人々の現実も記され、いつ自分が同じ状況に陥ってもおかしくないという現実を突きつけられます。このZINEを読むことでセルフディフェンスにもなりますし、留置所のリアルな一面を知ることができるノンフィクション。 20 pages / A5 size Published by Riverside Reading Club 2023
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KEVN × Stickit "COLOR IT"
¥2,200
オランダのpublisher、Stickitと同じくオランダのアートギャラリーKEVN のコラボZINE。 こだわりの選び抜かれたアーティストの作品が全て自黒で印別されており、塗り絵としても楽しむことができます。 @kevnexpo @stickit_publishing 44 pages / A5 size
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LODOWN "SOUND"
¥1,800
アーティストのThomas Mareckiがアートディレクターを勤める、ベルリンの老舗カルチャーマガジン『LODOWN MAGAZINE』2024年春号。 アーティストや音楽プロデューサーについて、ラジカセの歴史など、音楽に関する様々な話題を取り上げています。さらに、NYのダンスムーブメント「beat-ya-feet」や、車や自転車につけたサイレンから音楽を流して「サイレンバトル」をするニュージーランドの集団「Siren Kings」についてなど、「音」にまつわるディープなカルチャーを深掘りしています。 https://www.instagram.com/lodownmag?igsh=Y3lrNjdmOG9nN2dv 160 Pages 210×265mm 2024
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PALPAL × LFK - never enough
¥2,200
韓国のグラフィティライターDIMZが所属し、デザイナーやタトゥーアーティスト、ペインターなど、多彩なメンバーを有するグラフィティクルーLFK(Looking for Knowledge)の活動記録的なZINE。ソウルのスケートショップPALPALとのコラボでリリースされました。 https://www.instagram.com/palpalskates?igsh=YnlvZXB0dGhjdWM= 48 Pages / A5 2023
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LIVING PROOF MAGAZINE ISSUE6
¥4,400
2020年に始まったNYで人気を博したポッドキャストをきっかけに創刊された、アート・カルチャーマガジンであるLIVING PROOF MAGAZINEのIssue 6。 今回の表紙を飾るのは、BTMに所属するNYのグラフィティライターKATSU。 誌面ではインタビューに対し、手書きの文章で答えたページも! また、サステナビリティへの革新的なアプローチで注目を集めるNicole McLaughlinや、2023年に来日したニューヨークを拠点に活動するヒップホップレーベルRRRの主催者であるアーティストYL&STARKERなど、注目すべきニューヨークのクリエイターを取り上げています。 133 Pages / A4 2024
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Boe - Boe & plotzki
¥2,000
ベルリンを拠点に活動するグラフィティライター、アーティストのboeと、彼のオルターエゴであるplotzkiによるzine。 boe独特の柔らかい細やかな線を存分に味わえる一冊です。 @boe_berlin @stickit_publishing First edition of 100 44 pages / A5 size Published by Stickit
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Shin Hamada "polyphony"
¥3,300
和紙×シルクスクリーンの表紙が印象的な、写真家、濱田晋の写真集。 製紙工場や木工作家、陶芸家のもとを訪れて撮影された写真が収められています。 自然と調和した工房の穏やかな美しさや静けさが写し出されており、職人さんたちの手仕事の細かさが伝わってきます。 雪のように舞う木くずがとてもきれいです。 ページ: 48 サイズ: 210 × 297 mm Self published
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CRX Magazine issue01 / Spring 2024
¥3,300
<国が変われば風習が変わる>を肌で感じられる状況にいることから、インタビューをしようと思ったというエディターの上田奈津美さんが、2024年にスタートさせた"ドイツのライプツィヒ”と”東京"を拠点に会話の可能性を探るインタビューマガジン、CRX Magazine。 issue1には、画家の森本将平、出版社のSpector Books、洋食屋のサンライズへのインタビューが収められており、他にもポートレイトやコラムが掲載されていて、読書のわからないことを確かめていくような興味深い内容になっています。 ブックデザインは、stacksでPOPUPを行ったenergystuidoも手掛けるstudio.otdが担当しています。 全ページRISO PRINTで印刷された美しい1冊です。 日本語訳の冊子が付属しています。 60ページ 210 x 297 mm リソグラフ 150部 2024 英語(日本語訳冊子附属)
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stacks Issue 5
¥3,300
国内外の様々なジャンルのアーティストの作品をコンパイルしたstacksシリーズの最新号。既に国内のストリートカルチャーの中で注目を集めているアーティストから、知る人ぞ知るというようなアーティストまで、キャリアも国籍も様々なアーティストの作品や写真を収録。 今回収録しているのは、現在はアーティストとして活動しているKAMIのアーカイブフォト、福岡を拠点にM2Dなどのクルーでアクティブに活動するGraffiti WriterであるBNZ、ファッションから広告まで様々な分野で活動するフォトグラファーのHoumi Sakata、フランスで最も注目されるGraffiti CrewであるPAL Crewの一員で世界各地にペイントをし続けるRisot、シルクスクリーンプリントにおけるテクスチャーを用いたグラフィカルなスタイルでAppleやSTARBUCKS、NIKEなどのナショナルクライアントと仕事もしているアーティストの一乗ひかる、スペインを拠点にカラフルでキャラクターを使ったスタイルで活動するYUBIA、アパレルブランドのグラフィックからCDのジャケットデザインなども手掛けるnoise、グラフィティーを経て現在はドローイングやコラージュなど様々なスタイルやメディアで表現を続けるvug。 98 Pages 1st Edition 300 アーティスト:??? / BNZ/Houmi Sakata/ Risot /Hikaru Ichijo/YUBIA/noise /vug Book design by Takashi Matsumi Published by stacks bookstore
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YOROCCO BEER & YUMI SAITO "EXIT"
¥2,200
2012年から醸造をスタートし、現在では多くのビール好きから愛されるブリュワリーとなっているYOROCCO BEER。 鎌倉を拠点とする彼らと、PHOTOGRAPHERのYUMI SAITOが23年の冬に行ったLA旅行の記録的なzine。 現地で立ち寄ったブリュワリーや、食事にフォーカスしながらも、現地の生活や空気感が感じられるYUMIさんの写真。 そして、日常と旅とをつなぎ合わせるブリュワーの明生さんの文章。 zineを眺めるだけで、日常から抜け出したような気持ちになる一冊です。 https://www.instagram.com/yorocco_beer/ https://www.instagram.com/yumind_saito/ SB037 First edition Edition of 300 Copies 148 × 210mm Book design by Takashi Matsumi Printed in JAPAN Published by stacks bookstore May 2024
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wackwack “TRIPPING OUT”
¥3,850
“stacks issue 3”にも参加していたアーティスト、wackwackの2冊目の作品集。 2009年よりグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタート。 2018 年より現在の氏の代表的なスタイルとなっ た切り絵を始めたアーティスト・wackwack。 今作は、音楽やファッション、ストリートカルチャーのシーンから 既に絶大な信頼を得ている氏にとって2冊目となる作品集で、渋谷のOILでの個展に併せてstacksより発行。 ポップでありながらどこかに毒っ気を感じさせるスタイルはそのままに、構図やディテール、カラーリングなどがより洗練された新作を収めた一冊。技術的にも、デザイン的にも非常にグレードアップした内容。 https://www.instagram.com/wackwackpress02/ Published by stacks Hard Cover 500 copies 52 pages with stickers w210mm × h220mm
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stacks × THE SLOP SHOP zine
¥2,200
2023年12月に都立大学のクラフトビールを専門に扱うTHE SLOP SHOPにてstacksとして行ったPOP UPの際にリリースしたzine。 両店に所縁のあるアーティストが多数参加。 stacksのDirectorである山下丸郎による、SLOP SHOPの村越氏と大曽根氏へのインタビューも収録。 -参加アーティスト- ASEC ATER FUT keeenue Kemmy3000 ktyl LPS LURK nibs noise Prillmal SECTUNO Shin Hamada Shunsuke Shiga Shozo Ideta & Tact Sato soruto Tadayuki Kato wackwack ZECS SB035 170×230mm 60P FIRST EDITION EDITION OF 150 COPIES PRINTED IN JAPAN ART DIRECTION & DESIGN: TAKESHI MATSUMI PUBLISHED BY STACKS BOOKSTORE
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Kingo Arakaki - Lights
¥2,700
Photographer、Kingo ArakakiによるPhoto zine、"Lights"。 stacks bookstoreで開催された写真展の際に刊行。 沖縄を拠点に活動するフォトグラファーの新垣欣悟さんが被写体とするのは、多くが沖縄の風景と沖縄の若者たちであり、それらは総じて沖縄という街を撮っているということだと思います。 今作は彼の写真の中でも、街並み、風景にフォーカスを当てた一冊であり、沖縄の内側にいる彼ならではの視点が貫かれた一冊です。 彼が写した沖縄の街と光の美しさを堪能してください。 https://www.instagram.com/__arigato/ Published by stacks bookstore Book designed by Takeshi Matsumi Edition 150 86 Pages 189 × 247 mm Printed in Japan 2022
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soruto - 月に吠える zine
¥1,320
24年6月に開催した、soruto exhibition "月に吠える"に合わせて製作した同タイトルのzine。 sorutoが神保町で購入したという萩原朔太郎の詩集「月に吠える」から受けたインスピレーションをもとに制作された作品や写真と詩の引用が対となる構成で読むものに抽象的なsorutoのアートワークの理解を助けるような内容となっています。 ビールやワインを飲みながら、ゆっくりとページをめくって頂きたい1冊です。 SB038 First edition Edition of 100 Copies w142 × h200 mm 20 pages JUNE 2024
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stacks JUNE 2021
¥2,200
Keeenue、Russell Maurice、wackwack の合計3名のアーティストをfeatureしたオムニバス形式のアートブックで、FIRST DOWN からサポートを受け制作された一冊です。 First Edition / 500 copies / 68 pages / W162mm x H222mm /
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stacks AUGUST 2021
¥2,200
nauticaと加藤農園と合同で開催した、"自然派ワインと鎌倉野菜とストリートアート" という催事のタイミングで制作した一冊。 オランダのZedz、 https://www.instagram.com/instazedz/ スペインのImon https://www.instagram.com/imon_boy/ 日本のDISK という三者三様のスタイルを持つ、グラフィティーをルーツに持ったアーティストをフィーチャーしています。 グラフィティーと一口に言っても、色々なスタイルがあるということが分かり易く、イラストやデザインに興味のある人にも是非手に取って貰いたい内容です。 First Edition / 500 copies / 68 pages / W162mm x H222mm /
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stacks issue 4
¥1,800
ストリートカルチャーにルーツを持つ、国内外の様々なジャンルのアーティストの作品をコンパイルしたstacksシリーズの最新号、Issue 4。既に国内のストリートカルチャーの中で注目を集めているアーティストから、知る人ぞ知るというようなアーティストまで、キャリアも国籍も様々なアーティストの作品を収録。 120 Pages 1st Edition 800 発売日:2021年9月23日 Contribution:Alessandro SImonetti, Tim Kottmann, EATER, obak, Dennis McGrath & Remio, Pablo Dalas, ZECS, PUSHU, HENKA, Ignorance1, RUSTO Book design by Takashi Matsumi Published by stacks bookstore
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stacks issue 2
¥3,300
2019年リリース。 published by BlackEyePatch -参加アーティスト- Sect Uno / Sean Maung / IMON / KARIKEN / HARUKI MATSUI / Toya Horiuchi / LAMBO PAGE:60pages 真空パッケージ Aevil Labels製ネームラベルx1、同レーベル製のブラックアイパッチのステッカーx1が付属
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KTYL "SHUT THE DOOR"
¥2,300
5月2日〜14日まで開催した、KTYLのExhibition “SHUT THE DOOR”に合わせてstacksより出版されたzine。 KTYLのzineはStacksからは2冊目のリリース。 ハードコアパンクバンド Moonscape、Young Lizard、Payback Boysのメンバーでもあり、アーティストとしても様々なフライヤーや音源、マーチャンダイズのアートワークを手掛けているKTYL。 今作はカラーの作品も多数収録しており、アーティストとしての歩みを感じさせる内容になっています。 https://www.instagram.com/marrket/ Published by stacks bookstore Book designed by Takeshi Matsumi Edition 200 182 × 257 mm Printed in Japan
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Samuel Fesch - La Dolce Vita
¥2,000
"La dolce vita"は、フランスの友人4人がイタリア北部を巡る暑い夏のロードトリップを記録したもの。 日常生活から逃れたいという衝動と、友人たちに囲まれた素朴な時間を経験したいという欲が、このロードトリップに命を吹きこんでいる。友愛の旅をテーマにした美しいアナログ写真のZINE。オランダのstickitよりリリース。 https://www.instagram.com/samuelfesch/ 36 pages Edition of 100 Stickit 2024
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RYUTA HIRONAGA - SURROUNDINGS
¥2,200
熊本出身、現在はNYを拠点に活動するPhotographer、Ryuta HironagaによるPhoto zine “SURROUNDINGS”。 彼のNYでの日々の生活、日常にフォーカスした内容。 最近では様々な雑誌で、アメリカのストリートカルチャーのキーパーソンを撮影しているRyutaくんですが、本作はNYのダウンタウンカルチャーの系譜の現在形としても位置付けることが出来る、素晴らしい一冊だと思います。 Stacks bookstoreより2022年に発行。 https://www.instagram.com/ryutahironaga/ Published by stacks bookstore Book designed by Takeshi Matsumi Edition 200 44 Pages 195 × 257 mm Printed in Japan 2022
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inch magazine issue 01 ストーリーズ
¥1,100
2021年4月に創刊したインディペンデントマガジン「inch magazine」の創刊号。 音楽、小説、映画など全ての表現は自覚的にせよ無自覚にせよ、その時代の写し鏡であるといえると思います。その上で、様々なカルチャーを通して社会を考えるという「inch magazine」のスタンスは、最高に共感できます。 以下、Official HPより転載。 「inch magazine」は7インチレコードのように軽やかに、その時々の社会について「カルチャーの目を通して」考えていくインディペンデントマガジンです。紙の雑誌というメディアならではの伝わり方、伝え方にこだわり、自分たちの目線で時代を記録し、表現していきたいと思います。 一号目のテーマは「Stories」。東京、ニューヨーク、アトランタという都市に住む人々に生活体験から様々な物語を綴ってもらいました。 コロナ禍に火がついたBlack Lives Matter運動を目の前にして考えたこと、音楽が「ここではない何処かへ」手を差し伸べるストーリー、アメリカ南部における大統領選の裏側など、今読み返すことで2020年、2021年ごろの世界が激変した時代を見直し、新たな発見などもあるはず。 時代の記録として紙媒体を作る意義などを改めて感じていただけますと幸いです。 【内容】 ・MONJUのMC・仙人掌による初の書き下ろし自伝的短篇「ゴーサムウェー」 ・アメリカ在住の翻訳家・押野素子氏(「フライデー・ブラック」「ヒップホップジェネレーション」など多数)によるBLM運動に連なるエッセイ ・読書家集団Riverside Reading Clubによる今読むべき図書 ・アメリカ南部アトランタ在住のジャーナリスト・池尻安希氏によるアメリカ南部のブラックコミュニティとアメリカ大統領選の裏側 など、知られざるストーリーが盛り沢山です。 【媒体情報】 サイズ:ペーパーバック(W106mm×H184mm)/本文80P(カラー16P、モノクロ64P) デザイン:坂脇慶 イラスト:井口弘史
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inch magazine PocketStories 01 生まれつきの時間
¥1,210
『inch magazine』から新たに生まれた、「短篇小説をポケットに」をコンセプトとした『inch magazine PocketStories』の第1弾は、韓国のSFシーンで注目を浴びるファン・モガによる短編『生まれつきの時間』。 韓国、映画やドラマだけでなく小説もとても熱いと感じていたのですが、やはり日本と同様に小説の市場というものは年々縮小しつつあるけど、女性層を中心にSFは盛り上がっているそうで、2019年は「SF小説元年」と評されているくらいみたいです。 巻末に収録された、特別対談「韓国SFが描くもの」(前田エマ×ファン・モガ×廣岡孝弥)も、韓国のSFの現状を知れると同時に、この作品の理解も深まる、とても最高な内容でした。 ファンさんの そういった状況で、新しい作家によるSF小説が現実の問題などを拾い上げる担うようになってきたからだと考えられます。 という、現在の韓国SFの盛り上がりに対する考察もかなり興味深かったです。 SFやホラーというエンターテイメント的な表現を使って時代を表現するというのは、いつどこの時代でもとても有効。話は逸れますが、大学時代に、角川ホラー文庫の作品を通して時代を考える、という授業があって、とても面白かったのを覚えてます。 本作は、韓国における学力社会やジェンダー格差などがテーマになっているけど、藤子F不二雄先生的な"すこし・ふしぎ"な世界観と、優しい眼差しがとても印象的な良作でした。 inch magのPocketStories、滅茶苦茶良い企画ですね。 普段小説に馴染みのない人にも是非手に取ってもらいたい。 遊びに行くとき、電車での移動中にポケットからサッと取り出す。滅茶苦茶良いと思います。 以下、inch magのOfficial HPより転載。 人類が一度滅亡したあとの世界。「成長センター」で目覚めたアルムはすでに十五歳だった。生殖能力をなくした人類を再生するプログラムで急速な教育とリハビリを与えられたアルムは、ある日センターを逃げ出すが……。 2019年に韓国屈指のSF新人文学賞である第四回「韓国科学文学賞」の中短篇部門で『モーメント・アーケード』(2022年日本版はクオン刊)が大賞に選ばれてデビューした、SF作家ファン・モガによる未邦訳作品です。原著は韓国のSF雑誌「The Earthian Tales」No.2で2022年4月に発表され、高い評価を得ています。 本書は、韓国で加熱する教育格差や世界で問題になるジェンダー格差など、様々な不平等を描きながら誰にも普遍的な優しい物語になっており、正確な論理的な科学技術に基づいた本格的ハードSFとは異なる、「少し不思議=SF」かつ、現実社会の問題と向き合う作品です 本書の巻末には韓国に留学中で小説やエッセイなどを執筆するモデルの前田エマさん(「Hanako Web」など)と、「韓国SF小説が描くもの」について作者と対談しました。 格差やジェンダー問題などの現実社会の厳しさを韓国社会で見つめる役目として、文学や詩の重要性を民主化運動などを通して育んできた歴史のある韓国。現在、韓国に留学していて感じる視点から語っていただきました。 著者 ファン・モガ 2006年に来日、東京在住。漫画家制作スタジオを経てIT企業で勤務しながら韓国語で執筆した『モーメント・アーケード』が2019年第4回韓国科学文学賞中短編部門で大賞受賞し、作家デビュー。邦訳された作品はほかに『透明ランナー』『スウィート、ソルティ』など。未邦訳に短篇集『夜の顔たち』、長篇作品『私たちが再び巡り逢える世界』『言葉なき者の声(仮)』などがある。 訳者 廣岡孝弥 1981年富山県生まれ。『トトノイ人』をはじめ、リトルプレスの制作やサポート業に従事。2021年第5回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」にて『モーメント・アーケード』で最優秀賞を受賞。オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン正会員。 表紙カラー、本文モノクロ80ページ、中綴じミシン製本 サイズ:W106mm×H184mm 発行:菅原祐樹(inch media) 装丁:坂脇慶 装画・挿画:大川久志