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Margaret Kilgallen - INSIDE OUT Zine
¥5,500
サインペインティング、ストリートカルチャー、フォークアートに影響を受けながら、 素朴で力強いラインと物語のある作品を描き、Barry McGee のパートナーとして、お互いに影響を与え合いながら制作していたことでも知られる、Margaret KilgallenのZINE。 2001年に若くして亡くなってしまいましたが、彼女の残したアートの数々は今もなお輝き続けています。 今作は彼女のアートワークやサインペインティング、ミューラル、そしてモニカー(貨物列車へのドローイング)の未公開記録写真が多数収録されたzine。描いている途中の姿を捉えた写真も多く、その迷いのない表現にただただ圧倒されます。 制作は、Barry McGee と娘の Asha McGee、 そしてサンフランシスコやベイエリア周辺のアーティストの作品を扱う東京のギャラリー、 Scooters For Peace。 80ページ 27 x 21 cm Scooters For Peace
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イアン・ボーデン - 全スケートボード史
¥4,950
建築・都市文化の専門家であり、自身も40年以上のスケーター歴を持つイアン・ボーデンが手掛けた一冊。 スケートボードがカルチャーやアート、そして都市文化に与えてきた影響や、その独自のアティチュードを豊富な写真やスケーターたちの証言、さらに、QRコードで紐づけられた100本以上のスケートビデオで解き明かしています。 スケートボードのカルチャーの歴史と文脈に興味がある方は、必携の一冊。 都市文化、アートに興味がある方にもおすすめです。 380 pages 晶文社 2024
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Sagan Lockhart - I DON'T PLAY
¥13,200
LAを拠点に、Mac MillerやPlayboi Cartiなど、名だたるアーティストを撮影してきたphotographer、Sagan Lockhartが、Tyler, The CreatorやFrank Oceanを擁するヒップホップクルーOdd Futureの成長を記録したビジュアルダイアリー。 Tylerの 『Goblin』 のリリースをきっかけにスターダムへと駆け上がる瞬間も、彼はあくまでもOdd Futureの「日常」に注目して撮影しています。ストリートで仲間たちとスケートしながら過ごしていた、ただの少年たちだった彼ら。その変わらない空気感をそのままの形で切り取っています。 飾らないリアルなOdd Futureの姿をぜひページの中で感じてみてください。 https://www.instagram.com/saganlockhart?igsh=emVvMjZ0dDRhdzQ= 220 pages Designed and Published by -ism 2024
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明里 - 昭和ディープ街トリップ、335カット
¥1,870
街を歩き、見て、話を聞き、コツコツと記録を続けてきた郷土史家・明里さんが、千葉を中心に、今も町のどこかにひっそりと残る昭和の風景をおさめた『昭和ディープ街トリップ、335カット』。 思わず足を止めたくなるような景色を、「定食屋」「和菓子屋」「喫茶店」など、 14のカテゴリーに分けて紹介。お店や土地の歴史をひもときながら、いまの感覚でその魅力や楽しみ方を教えてくれます。 もちろんパラパラと写真を眺めるだけでも楽しいですし、千葉を旅したくなりますが、そんな風景が老朽化によって失われつつあること、 その歴史や価値、魅力が見過ごされてしまうことへの危機感も込められています。 彼女が好きで集めてきたからこそ見えた景色を、そっと共有してくれる一冊です。 159 ページ 303BOOKS 2025
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高瀬隼子 - め生える
¥990
U-NEXTが手がける、100分で読める小説シリーズ “100 min. NOVELLA” 。 『おいしいごはんが食べられますように』などで知られる作家・高瀬隼子さんによる一冊です。 テーマは「コンプレックス」。 原因不明の感染症によって、中高生以下を除くすべての人がハゲてしまう世界。 薄毛に悩んできた真智加は安心するものの、今度は髪が生えてきて、また1人だけ「違う」側に立たされてしまいます。 そんな世の中で、幼少期に髪を切られた経験がトラウマとなっている高校生・琢磨も、自分の髪の毛への執着を深めていきます。 新しい価値観が生まれたはずの社会で、また新たに芽生える分断。コンプレックスや自意識、優越感や劣等感。そんな複雑な感情を、鋭く、ユーモラスに描き出しています。 他人と「違う」ことを抱えながら、それでも誰かと繋がろうとする全ての方に読んでいただきたいです。 168 ページ U-NEXT 2024
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山東京伝 - 通言総籬・仕懸文庫 いとうせいこう 訳
¥880
江戸中期に活躍した作家・山東京伝の代表作『通言総籬(つうげんそうまがき)』と『仕懸文庫(しかけぶんこ)』の現代語訳版。 いずれも蔦屋重三郎の手によって世に送り出された、江戸の風俗街を舞台にした作品です。吉原に遊びに出かける粋な遊び人たち、深川のとある夜の情景を描いており、当時の流行語や隠語、江戸っ子たちの洒落っ気が随所にちりばめられています。その世界を、いとうせいこうさんがウィットにあふれる現代語訳で軽やかに甦らせています。 物語自体が面白いのはもちろんなのですが、特に注目したいのが豊富な注釈。いとうさんが現代の感覚に寄り添った言葉で解説してくれるので、とても気軽に楽しめます。 タイトルだけ見るといかにも「古典」という感じですが、むしろ当時の人々の暮らしや笑いがそのまま詰まった、読みやすい作品です。 装画は一乗ひかるさん。読んだ後も本棚に飾っておきたい一冊です。 訳 いとうせいこう 184ページ 河出書房新社 2024
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イリナ・グリゴレ - 優しい地獄
¥1,980
SOLD OUT
革命前のルーマニアに生まれ、現在は日本で文化人類学者として活躍するイリナ・グリゴレのエッセイ集。 混沌とした社会における息苦しさと孤独のなかで、川端康成の小説や黒澤明の映画に心を奪われ、日本へと渡った彼女。 子ども時代の記憶と現在を行き来しながら、自らの歩んできた道のりをていねいに言葉に紡いでいきます。 チェルノブイリ事故による被曝と病、社会主義政権の崩壊、暴力的な社会の変化など、壮絶な経験と記憶を静かで穏やかな言葉で差し出していて、だからこそ、一つひとつの言葉が深く響いてきます。 幻想と鋭い現実が交差する文章にも静かな怒りが宿っていて、生まれ育った国の歴史や政治が個人の人生にどう影を落とすのかを痛感させられる一冊です。 256ページ 亜紀書房 2022
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平野紗季子 - おいしくってありがとう 味な副音声の本
¥2,310
フードエッセイスト平野紗季子による人気ポッドキャスト番組「味な副音声 voice of food」の待望の書籍化。 食べることの記憶や感覚を、“声”と“言葉”でたどるような一冊。 平野紗季子さんは、「何を食べたか」だけでなく、「どう感じたか」「どこに響いたか」をとても大事にしている。五感のどこかが少しズレたり揺れたりする瞬間を、彼女は独自の言葉で掬い取っていく。 たとえば、あんこを「限り泣く液体に近い固体」、バターを「齧るもの」と語るその言語感覚には、食べるという行為と地続きの身体性が宿っている。 対談だからこそ生まれるリズムと間合いも心地よく、読んでいるうちに自分の食の記憶までも引き出されていく。 食べるって、こんなにも世界と自分をつなぐことだったのか。そんな気づきをくれる一冊。 配信200回を迎える膨大なエピソードから生まれた、愛おしくて新しい「食」のパワーワード集。あらゆる語彙を駆使して語られる、食べものの魅力がたっぷり詰め込まれています。 本書に登場するゲスト(掲載順) 稲田俊輔/渡辺康啓/田辺智加(ぼる塾)/⻑濱ねる/⻑谷川あかり/高山都/吉岡里帆/麻布競馬場/福田里香/鈴木ジェロニモ/ゆっきゅん/くどうれいん/生江史伸/平野レミ/稲田俊輔/鶴見昂/大⻄進/ハマ・オカモト/古舘佑太郎/湯澤規子/蓮見翔(ダウ90000)/在原みゆ紀/関祐介/柚木麻子/金田泰明 (モスフードサービス)/伊藤まさこ
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ルシア・ベルリン - 掃除婦のための手引き書
¥990
SOLD OUT
アメリカで最も守られた文学の秘密とも評される作家、ルシア・ベルリンの短編集。 鉱山技師だった父の仕事の関係でチリやアメリカ各地を転々としながら暮らしたルシア・ベルリン。その複雑で豊かな人生の経験をベースに描かれた物語たちが収められています。 暗黒の学生時代や幾度もの結婚と離婚、シングルマザーとしての生活、そしてアルコール依存に苦しみながらも、人への深い愛と洞察に満ちた物語を綴り続けました。 2004年に68歳で亡くなったルシア・ベルリンですが、死後10年以上だった2015年に作品集が刊行され、アメリカで瞬く間に注目を集めました。こちらは岸本佐和子さんによる日本語版で、ロマンチックな語り口はそのままに、今なお読者をチリやメキシコの鮮やかな風景へと誘い、心の奥にある痛みにそっと寄り添ってくれます。 翻訳 岸本佐知子 講談社 2022
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Yorocco Beer, stacks bookstore & Yumi Saito - "Find A Way" zine
¥2,200
2025年に鎌倉のYorocco Beerと造った、夏みかんが入ったライスラガー "Find a way"。 そのビールができるまでの過程を、Yoroccoとも親交のあるフォトグラファー、Yumi Saitoさんに記録してもらい、 ZINEにしました。 夏みかんを収穫したり、ホップの香りを確かめながら選んだり、発酵中のビール酵母をのぞかせてもらったり...。缶に詰められていく様子までしっかり収められています。 完成したビールはIchijo Hikaruさんによる爽やかなラベルと共に、たくさんの方に味わっていただきました。 Yoroccoはもちろん、一緒にコラボしていただいた都立大学のクラフトビール専門店、THE SLOP SHOPからも、ビールの奥深い魅力、そしてその背景にあるビール造りの繊細さ、面白さを教わりました。このZINEを見ると、きっとその魅力が伝わると思います。 "Find a way" を味わってくださった方にはもちろん、「クラフトビールってどうやってできてるんだろ?」と気になっている方にも、手に取ってほしい一冊です。 Published by stacks bookstore Edition 150 Printed in Japan 2025
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くどうれいん - 日記の練習
¥1,870
SOLD OUT
芥川賞候補作に選ばれた『氷柱の声』や、エッセイ『わたしを空腹にしない方がいい』で注目を集めた作家・くどうれいんによるウェブ連載をまとめた『日記の練習』。 「日記の練習」として書かれた短い日々の記録と、それをもとにしたエッセイ「日記の本番」が交互に収録されています。 日々のちょっとした物事や瞬間を切り取り、そこに潜む感情や考えを紡ぐ、彼女らしい一冊です。なにも書かれていない日も、思いがあふれるように書き込まれた日も、どの日にもそれぞれの意味があり、彼女の考え方と深く結びついています。日常をただ消費するのではなく、立ち止まり、感じ、考える。その大切さを教えてくれます。 256 pages NHK出版 2024
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背筋 - 口に関するアンケート
¥605
「近畿地方のある場所」でデビューし、大きな話題を呼んだ著者の三作目。遊び心が詰まった装丁や仕掛けで、従来の枠を超えた新しい読書体験をもたらしてくれる一冊です。 63 pages ポプラ社 2024
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太田和彦 - 日本居酒屋遺産 西日本編
¥2,420
アートディレクターで、居酒屋探訪家でもある太田和彦さんが、酒と肴だけにとどまらず、居酒屋という空間そのものを味わう楽しみを教えてくれる『日本居酒屋遺産』の西日本編。 戦前から昭和前期に創業し、古い建物を守りながら、庶民の憩いの場として愛され続けてきた店々を「日本居酒屋遺産」とし、店構えや内装、道具といった細部にも目を向け、愛知、京都、大阪、島根、福岡、大分、沖縄、そして「東日本編」に収録できなかった東京の居酒屋遺産を紹介。 太田さんによる写真とイラストを交えたビジュアル解説で、居酒屋の”美しさ”を丁寧に描き出しています。 旅のガイドとしても頼れる、居酒屋文化への愛が詰まった一冊です。 224ページ TWO VIRGINS 2023
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太田和彦 - 日本居酒屋遺産 東日本編
¥2,200
アートディレクターで、居酒屋探訪家でもある太田和彦さんが、酒と肴だけにとどまらず、居酒屋という空間そのものを味わう楽しみを教えてくれる『日本居酒屋遺産』の東日本編。 戦前から昭和前期に創業し、古い建物を守りながら、庶民の憩いの場として愛され続けてきた店々を「日本居酒屋遺産」とし、店構えや内装、道具といった細部にも目を向け、北海道、山形、宮城、神奈川、静岡の15軒を収録。 太田さんによる写真とイラストを交えたビジュアル解説で、居酒屋の”美しさ”を丁寧に描き出しています。 旅のガイドとしても頼れる、居酒屋文化への愛が詰まった一冊です。 224ページ TWO VIRGINS 2022
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HEAPS編集部 - トマトソースはまだ煮えている。
¥1,980
SOLD OUT
ニューヨークに実在するギャング専門博物館、ミュージアム・オブ・ザ・アメリカン・ギャングスター。その館長であり、"ギャングにいちばん近いカタギ" ことローカン・オトウェイ氏を重要参考人に迎えて、ファッション、スポーツ、食文化といった様々な切り口から、ギャングたちの人間臭い一面に光を当てる一冊。 HEAPS MAGAZINEならではのカルチャーへの鋭いまなざしと、ユーモアと批評精神が同居する語り口が読みやすく、普段本をあまり読まない人にもおすすめです。 獄中でウクレレを奏でるアル・カポネ、動物園の猿と友だちになる大物ボス、フォードV8で疾走するボニー&クライド、ギャング映画の名脇役たちが集う秘密の会合など、、その足跡をたどることで、ギャングという存在がいかにアメリカ文化に深く染み込んできたのかが浮かび上がります。 フェミニズムやナイトライフ、エンターテインメント、スポーツなど、ギャングがもたらした影響は良くも悪くも現在進行形で社会に残り続け、いまもどこかで煮えたぎっていることが分かります。 目次 スヌーピーもコロンブスもギャング?―ギャングの定義と、彼らをマフィアと呼んではいけない理由 アル・カポネは中古家具のセールスマンだった―ギャングの“表の顔”は、花屋に歯医者、トマト売り 米国の労働と暴力、そしてギャングは数珠繋ぎ―スコセッシ作品にも登場、闇に葬られた労働組合委員長 ギャングスターの身だしなみ事情―成功のための“ロススタイン・スタイル”とは? トマトソースと甘いモノにはうるさいぜ―ギャングのワガママな胃袋徹底解剖 密輸酒ビジネスとウォール街と、女ギャング―男社会で華麗に猛威をふるったバッドアスなクイーンたち トミーガンとナイフと、マンマの包丁―ギャングと武器にも相性がある “バナナ”に“エッグ”ギャングたちのおかしなニックネーム―FBIと世間のイメージをあやつるギャングネームの妙 10の誓い、破れば親友の手で地獄行き―ファミリー“血の掟”、オメルタの束縛 コートのなかには捨て猫がいっぱい―冷血ギャングと動物のねんごろな関係(ほか) https://www.instagram.com/heapsmagazine?igsh=ZHN3ZnhvdjlrODN2 224 ページ 左右社 2022
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岡本仁 - ぼくの酒場地図
¥2,530
そろそろ終わりにしよう。残りは明日にする。酒を飲みながら、今日という一日がどんなだったかを思い返そう。明日の幸せを願いながら。 ーーー 岡本仁『ぼくの酒場案内』より 『BRUTUS』、『relax』、『ku:nel』などの雑誌の編集に携わってきた編集者である岡本仁さんが、日本全国のお気に入りの酒場117軒を紹介すると共に、酒にまつわるエッセイも15篇収録した一冊。 版元:平凡社 P328 四六変形判ソフトカバー 2024年12月刊
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もじイメージ Graphic: 日本の文字からひろがるグラフィックの地平
¥2,970
1990年代以降の日本におけるタイポグラフィック・デザインの広がりを一望できる『もじ イメージ Graphic』。 文字とデザインの関係性を、作品や作り手の個性だけでなく、文化的背景とともに読み解いていく一冊です。エディトリアル、アニメ、広告、ファッション、アートなど、ジャンルや世代も様々な国内外約50組のデザイナー、アーティストによる作品を通して、その変遷が浮かび上がります。 21_21 DESIGN SIGHTで開催された同タイトルの企画展の図録でもあるこちらの本は、展示を見逃してしまった方にとっても、日本のデザイン文化の奥行きを感じられる貴重な記録だと思いますし、デザインに興味がある方にはもちろん、そうでない方にとっても、ページをめくるたびに文字とデザインの関係の奥深さに惹き込まれる内容です。趣味嗜好の違いを超えて、誰もが何かしらの発見に出会える一冊だと思います。 288 ページ グラフィック社 2023
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山内マリコ - あのこは貴族
¥825
地方生まれの美紀と東京生まれの華子。 アラサー女子たちの葛藤と成長を描く、山内マリコの傑作長編! 渋谷・松濤に生まれた華子は、何不自由なく育ち、家柄に見合う結婚を望んでいる。一方、地方出身の美紀は、自らの力で東京を生き抜いてきた。階級も価値観も異なるふたりが、慶応卒の弁護士である幸一郎(実家も勿論裕福)を通じて出会い、それぞれの立場から“幸せ”と向き合っていくシスターフッドの物語。 固有名詞を多用しながらも、それが表層的な表現にとどまらず、物語の推進力を高めるための要素として機能しているんですよね。そして、階級差による分断を描くのではなく、ときには自分たちを縛ることになってしまう何かからの解放を描いているのも最高です。 「苦労してないって、人としてダメですよね」――東京生まれの箱入り娘、華子。 「自分は、彼らの世界からあまりにも遠い、辺鄙な場所に生まれ、ただわけもわからず上京してきた、愚かでなにも持たない、まったくの部外者なのだ」――地方生まれ東京在住OL、美紀。 東京生まれの華子は、箱入り娘として何不自由なく育てられたが、20代後半で恋人に振られ、初めて人生の岐路に立たされてしまう。 名門女子校の同級生が次々に結婚するなか、焦ってお見合いを重ねた末に、ハンサムな弁護士「青木幸一郎」と出会う。 一方、東京で働く美紀は地方生まれの上京組。 猛勉強の末に慶應大学に入るも金欠で中退し、一時は夜の世界も経験した。 32歳で恋人ナシ、腐れ縁の「幸一郎」とのダラダラした関係に悩み中。 境遇が全く違って出会うはずのなかったふたりの女。 同じ男をきっかけに彼女たちが巡り合うとき、それぞれ思いもよらない世界が拓けて――。 結婚をめぐる女たちの葛藤と解放を描く、渾身の長編小説。 ●解説/雨宮まみ
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イーライ・クレイナー - 傷を抱えて闇を走れ
¥2,420
ハヤカワが出版する、ポケットサイズのミステリー文庫のシリーズ。 アメリカ南部を舞台に、人種差別や貧困、暴力といった社会の闇をリアルに描き出す「南部ノワール」の一作です。 著者のイーライ・クレイナーは、かつてプロのアメフト選手として活躍していた異色の経歴の持ち主。本作の舞台も、アメフトがまるで宗教のように信仰される片田舎です。優れた才能を持ちながらも、過酷な家庭環境と内に渦巻く暴力的な衝動に苛まれる高校生のアメフト選手・ビリーの運命を追います。 いわゆる「アメリカン・ドリーム」の陰に、 確かに存在している現実を描いています。光の届かない場所で生きる人々を鋭く照らし出す一冊です。 翻訳 : 唐木田 みゆき 304 ページ 早川書房 2023
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五味太郎 - ジャズソングブック
¥2,750
SOLD OUT
絵本作家・五味太郎が、彼ならではの視点でジャズの名曲を絵の中に封じ込め、歌詞を添えた大人の絵本。 1988年に初版が出版されてから30年以上愛され続けている名作の再構成版で、27曲ものジャズの名曲がまとめられています。 五味太郎さんによるユーモアあふれる歌詞の訳も読者を楽しませてやまない魅力のひとつです。 64 pages オークラ出版 2022
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TooLs 2019
¥1,705
デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムを紹介するライフスタイルカタログ。 2011年に第一弾が発行されて以来、国内外で話題となり、2019年にリリースされた待望の第三弾。インテリアスタイリスト・作原文子が率いるクリエイティブコミュニティ「MOUNTAIN MORNING」のメンバーがセレクトした、衣食住を彩る353点のこだわりの道具が掲載されています。 オークラ出版が運営する、アートとカルチャーに特化したレーベルAKATSUKI PRESSから出版されています。 160 pages AKATSUKI PRESS 2019
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『川』 7 ishi
¥1,700
2016年、フォトグラファー荒川新作と関川徳之によって始動した、日本各地の路上を滑るスケーターたちを追いかけ撮影するプロジェクト『川』。 7号目のテーマは“ishi”。 「何度転んでも立ち上がる。削り削られ丸くなる。カチ割られたらまた尖がる。ヤルもヤメルも君の意思。転がり続ける石で在る。」 出演スケーター ・Makoto Nishikawa ・Shin Sanbongi ・Yurin Fujii ・DESHI ・Takahito Iwata ・Yuya Hayakawa ・Shoma Takeda ・Ben Koppl ・Issei Kumatani and more https://www.instagram.com/kawa_img?igsh=MWxlMWZiN2toMGZ3eQ== 144 pages オークラ出版 2024
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河内タカ - 芸術家たち「建築とデザインの巨匠 編」
¥1,650
教養として知っておきたい「アート」を楽しみながら、読んで学べる、 入門者のためのアートガイドブック。 『&Premium』や『日本経済新聞』での連載で知られる河内タカさんが、20世紀のモダンデザインと現代建築の礎を築いた31組の巨匠たちの魅力を、軽やかな筆致のエッセイで余すところなく紹介してくれます。 160 pages Published by オークラ出版 2019
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河内タカ - 芸術家たち「ミッドセンチュリーの偉人 編」
¥1,870
教養として知っておきたい「アート」を楽しみながら、読んで学べる、 入門者のためのアートガイドブック。 『&Premium』や『日本経済新聞』での連載で知られる河内タカさんが、未曾有の繁栄に湧いたミッドセンチュリーのアメリカをクローズアップ。建築・デザイン・アートをテーマに、黄金期を彩った芸術家たちの軌跡を軽やかな語り口で解き明かします。 160 pages Published by オークラ出版 2020