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山田英生 - 戦争と漫画 焦土の記憶
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13人の漫画家が、戦中・戦後の社会と、そこに生きる市井の人々を描いた作品を収録した一冊。
戦時中の過酷な日々や終戦直後の混乱から、戦争が終わり、年月が経ってもなお後遺症や愛する人との別離に苦しむ人々まで、さまざまな登場人物の体験を通して戦争を辿り直すことができます。
戦争の影響が目に見える形で残っていた時代から、年月を経て戦争が過去のものとなっていくなかでも、人々の中にその記憶は生き続けていくのだと気づかされます。
「『すきっ腹のブルース』のラストシーンで大寒が吐く台詞は、いま、スーダンでもガザでも、そして日本でさえも飢えを押し付けられている人びとの口から、とどまることなく漏れ続けている」。
巻末に収録された歴史家・藤原辰史さんのこの言葉は、ここで描かれる「戦争」が過去のものではなく、今も世界各地で再生産されているのだと、わたしたちに問いかけています。
2025年
378ページ
筑摩書房
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