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早見和真 - 八月の母
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作家・早見和真が、愛媛県伊予市で実際に起きた少女暴行殺人事件をきっかけに描いた小説。
東京で夫と息子と暮らし、もうすぐ女の子を出産する主人公。穏やかに見える毎日ですが、心の中には、母親についての忘れられない記憶が残っています。
それは、三世代にわたる母と娘の物語。精神的にも肉体的にも支配されて生きてきた女性が、やがて自分の娘にも同じ苦しみを強いる。その生活は貧困やネグレクト、DVなど、さまざまな問題をはらんでいます。母から娘へ負の連鎖が繰り返されることで、家族の形は少しずつおかしくなっていき、やがて大きな事件へとつながってしまいます。
地方の閉鎖的な環境の中で、家族とのつながり、負の連鎖を断ち切ることの難しさを突きつけてくる一冊です。家族とは何なのか、親になるとはどういうことなのか、読み終えたあとも考えさせられます。
10.6 x 1.9 x 14.8 cm
496ページ
角川
2026
stacks bookstoreオリジナル栞付き
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レビュー
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