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石田かおる - チャーハンという迷宮 なぜ国民食になったのか

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記者の石田かおりさんが、チャーハンを通して日本の食文化史を読み解く一冊。

あまりにも身近な料理だからこそ、その歴史が語られてこなかったチャーハン。

そのルーツを中国料理店の歴史や新聞・雑誌などの資料からたどり、さらに『きょうの料理』60年分のレシピを読み解き、日本の家庭でチャーハンがどのように変化してきたのかを探っていきます。

神保町最古の中国料理店・揚子江菜館も、日本のチャーハンの誕生の証言者として登場します。

この本のタイトルの通り、チャーハンの世界はまさに「迷宮」。大正期の中国料理ブーム、「冷や飯」の活用法としての定着、家庭料理としての普及、「パラパラ派」と「しっとり派」の論争、冷凍チャーハンの登場など、チャーハンのおいしさや理想のかたちは実にさまざまで、時代ごとにまったく違い、その時代の暮らしや価値観が映し出されています。

また、第6章・「男の料理」という呪縛~パラパラ論争としっとり派の逆襲~では、『美味しんぼ』や『料理の鉄人』『dancyu』などを取り上げ、エンタメ化したチャーハンがカルチャー、メディアの中でどのように語られてきたかにも注目しています。


11.3 × 1.5 × 17.2 cm
320ページ
NHK出版
2026

stacks bookstoreオリジナル栞付き

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