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武田砂鉄 - 父ではありませんが 第三者として考える

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ラジオパーソナリティとしても活躍する、ライター 武田砂鉄さんの『父ではありませんが 第三者として考える』。23年に単行本で発売されていたものが、「文庫版のあとがき」を追記して文庫化。


男性優位社会について考えるならば、女性ではない立場に立って考える必要があるはずです。同様に、子育てや親子について考えるのであれば、母ではない/父ではないという立場からの考えが必要になる。
あっという間に読んでしまった。書かれている内容はとても当たり前のことが多いし、多様性という概念も身につけているつもりだけど、実際のところ”普通の家族”という枠組みを自分自身の中でも内面化してしまっているところがあるかもしれないと気付き、ヒヤッとするし、身につままされる…


それぞれが何かの当事者であると同時に、何かの第三者であるということをしっかりと意識して生きていきたい。
誰にとっても等しく”普通”なんて状態はない。”普通”の枠組みの強化のために、違う立場の人を比較対象にしたり、例外化の象徴として扱う乱暴さを自覚するべきという、武田砂鉄さんの考えが繰り返し繰り返し描かれた一冊です。


下記出版社HPより。
子どものいないあなたにはわからないと言われるけれど――
「ではない」立場から見えてきたこととは。

「父親とは…」
「母親とは…」
「子育てとは…」
大きな主語で語られ、世の中で幅を利かせる「普通の家族」をめぐる言説への違和感を「父ではない」ライターが遠巻きに考えてみた。





集英社文庫
224 Pages
2026

stacksオリジナル栞付き

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