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戸部田誠(てれびのスキマ)- 『フェイクドキュメンタリーの時代 :テレビの愉快犯たち』
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嘘を前提にしながら、あたかも本当のことのように描くフェイクドキュメンタリーという手法についてその第一歩から現在地までを、テレビ文化をメインとするライターである戸部田誠さんがしっかりと振り返った『フェイクドキュメンタリーの時代 :テレビの愉快犯たち』。
老若男女、全ての人にとってわかりやすいものであるべきという、日本のTV業界の在り方に対してのアンチとして存在したのが、かつて存在したデタラメな「わかりにくさ」であり、嘘を自明のものとしながら展開できるフェイクドキュメンタリーやモキュメンタリーと呼ばれるジャンルは、現在の風潮のカウンターカルチャーとして必然的に誕生したものであるのかもしれません。
こういった手法の本流ともいえるホラーはもちろん、バラエティーから、ドラマまで、幅広い分野においてフェイクドキュメンタリーの技法は用いられており、現代において”面白さ”をどのように設計するかということのヒントを見つけることができる一冊です。
2024
352 Pages
小学館新書
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