藤本和子 - ブルースだってただの唄
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リチャード・ブローディガンの翻訳でも知られる翻訳家・エッセイストの藤本和子さんによる『ブルースだってただの唄』。
1980年代のアメリカで、さまざまな立場で生きるアフリカ系アメリカ人の女性たちに話を聞き、書きとめた一冊です。
臨床心理医の女性やその友人たち、刑務所にいる女性たちなど、年齢も境遇もばらばらですが、それぞれが自分の言葉で自分の人生を語っています。
人種差別や貧困、暴力という現実にぶつかりながら、黒人であること、女性であること、そして生きることそのものと向き合って生きる彼女たちの飾らない言葉からは、あいまいな感情やリアルな感情も伝わってきます。
声高に叫ぶわけでも、簡単な答えを出すわけでもなく、自分の足で立って生き続けることで、アメリカ社会が抱える歴史や構造に抗う姿に勇気づけられます。
巻末に収録された巻末の斎藤真理子さんによる解説も必見。
【目次】
第1章 たたかいなんて、始まってもいない(おれたちはまっ裸よ。それなのに、そのことに気づいてもいないんだ
大声でいうんだ、おまえは黒い、そして誇り高いと
離婚したことが、あたしを支えてきたのよね
わたしはもし自分が五倍くらい黒くなれるなら、どんなことだってすると思ったものだった
じつをいえば、白人がそれほどたいした人たちだと思ったことはなかったのね)
討論 たたかいは終わっただなんて。まだ始まってもいないのに!
第2章 あんた、ブルースなんていったって、ただの唄じゃないか―刑務所から外を見る(刑務所の仕事―臨床心理医としてのジュリエット
女たちの家―刑務所をたずねる
あたしはあたしの主になりたいんだから!―ブレンダの物語
牢獄は出たけれど、わたしの中の牢獄をまだ追い出すことができない―ウィルマの物語)
エピローグ そして、わたしを谷へ行かしめよ―ある黒人女性の百年の生
特別収録 十三のとき、帽子だけ持って家を出たMの話
320ページ
筑摩書房
2020
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