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大島清昭 - 最恐の幽霊屋敷

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『影踏亭の怪談』で一躍人気作家となった大島清昭さんの『最恐の幽霊屋敷』。
角川ホラー文庫から出版された文庫版。
ホラーとミステリを掛け合わせてきた大島さんのこれまでの著作の中でも、恐怖の見せ方がかなり攻めている一冊。

〜あらすじ〜
「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで貸し出されている物件がある――。幽霊を信じない探偵・獏田夢久(ばくたゆめひさ)は、屋敷で相次ぐ不審死の調査を頼まれる。さまざまな理由でその家に滞在した者たちは、一様に背筋の凍る怪異に見舞われた上、恐ろしい死に直面する。屋敷における怪異の歴史を綴ったルポ。その中に謎を解く手がかりがあるのだろうか。調査に乗り出す獏田を待ち受ける、意外な真相とは――? 「最恐の幽霊屋敷」はなぜ生まれたのか、そして、何が屋敷を「最恐」にしたのか。恐ろしい真実がいま明かされる。


スティーブン・キング『シャイニング』のような幽霊屋敷をテーマにしたホラー作品なのだが、これでもかというくらいの怪異が詰め込まれており、繰り返し繰り返し、屋敷内で登場人物が命を奪われていく様子を描かれているところが本作の特徴とも言えます。まさに“最恐”。

実話怪談的なリアルさとホラーミステリがしっかりと融合した一冊。
終盤の謎解きによっても、結局のところ上記を逸した部分がしっかり残り、とても不気味な読後感を与えてくれるのも素晴らしいです。恐くて、面白い小説を探している方にはオススメです。


368 Pages
角川文庫
2025

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