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polaris Issue 03 辺境をゆく

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日本とイギリスを拠点に制作されているトラベル・マガジン "polaris" のissue 03。

テーマは「辺境をゆく~分断とわかりあえなさの時代に~」。

文化人類学者による、ニューメキシコ、ハワイ、アラスカなどアメリカの周縁を歩く旅の記録や、チリ中央部で深刻化する干ばつと環境問題を取り上げた映画を通して、気候変動について考える内容、さらに、インド南東部で話されている言語の構造をベースにしたプログラミング言語の開発、フィリピン北部で盲者によって広がった共同体への取材など、世界各地の「辺境」を多角的に掘り下げています。

旅の雑誌というよりも、ドキュメンタリーに近い一冊。

〈以下polarisのサイトより〉

いま、世界中で叫ばれる「分断」。何が起きているのか、この眼で見つめる旅に出た。訪れたのは世界中の辺境地帯。中央から遠く離れた地帯や国ざかいで、追いやられた人びと、分断に立ち向かう人びと。まずは、彼・彼女らの物語に触れることから始めよう。辺境には、分断にまつわる私達のアングルを動かす、景色と兆しが広がっていた。

Chapter01:旅と辺境
アメリカの周縁をあるく:日本人の人類学者が見たアメリカの周縁の姿(アメリカ/国境地域)
La Gomela:霧が記憶するもの、先住民たちの亡き声(スペイン/カナリア諸島ゴメラ島)

Chapter02:消失と辺境
DRY YEARS:干ばつが本当に消し去ったもの(チリ/プタエンド)
森を思い出す:早池峰山タイマグラの写真家の物語(日本/岩手県)

Chapter03:言葉と辺境
二足:土着の彫刻、リアルなかたちを探して(日本)
Threads of Code:プログラミング言語とテルグ語の復興(インド)

Chapter04:辺境と連帯
Our Co Blind:フィリピン・視覚障害コミュニティのケアと社会運動(フィリピン/バギオ)
OFF SESSiON:フェイクと断絶の時代に独立系雑誌ができること(日本/鎌倉)


日英バイリンガル
257mm × 345mm
136ページ
2025

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