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山東京伝 - 通言総籬・仕懸文庫 いとうせいこう 訳
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江戸中期に活躍した作家・山東京伝の代表作『通言総籬(つうげんそうまがき)』と『仕懸文庫(しかけぶんこ)』の現代語訳版。
いずれも蔦屋重三郎の手によって世に送り出された、江戸の風俗街を舞台にした作品です。吉原に遊びに出かける粋な遊び人たち、深川のとある夜の情景を描いており、当時の流行語や隠語、江戸っ子たちの洒落っ気が随所にちりばめられています。その世界を、いとうせいこうさんがウィットにあふれる現代語訳で軽やかに甦らせています。
物語自体が面白いのはもちろんなのですが、特に注目したいのが豊富な注釈。いとうさんが現代の感覚に寄り添った言葉で解説してくれるので、とても気軽に楽しめます。
タイトルだけ見るといかにも「古典」という感じですが、むしろ当時の人々の暮らしや笑いがそのまま詰まった、読みやすい作品です。
装画は一乗ひかるさん。読んだ後も本棚に飾っておきたい一冊です。
訳 いとうせいこう
184ページ
河出書房新社
2024
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